くしゃみで骨折? - 東京都文京区の東大前接骨院のブログ|東大前接骨院

東大前接骨院
文京区東大前地域密着の接骨院
2017年01月27日 [治療の話]

くしゃみで骨折?

お世話になっております。東大前接骨院です。
風邪をひいてたくさんくしゃみをした。そのあとで胸や背中に痛みが走るようになった。
こういう状態が続いていたらもしかして肋骨を骨折しているかもしれません。
実際にくしゃみやゴルフのスイングで肋骨を折る方はいらっしゃいます。
しかしながらレントゲンでもはっきりとわかる折れ方をする人はあまりおらず、症状から判断をするケースが多いです。

肋骨は周りを筋肉に支えられているために大きくずれてしまうことはあまりありません。ヒビが入ったような折れ方が多い印象です。
交通事故や階段からゴロゴロと転倒して体幹に大きな外力が加わった場合は大きくズレたり、折れた骨が肺などの内臓を損傷するため注意が必要です。腎臓などを傷つけていると血尿が出たりします。このため肋骨の損傷が疑われる患者さんには数日間かは血痰や血尿が無いか自分でチェックしてもらっています。

私はこれまで7本同時に折れた方を担当したことがあります。一般に3本以上同時に折れている場合、手術になることがありますが、その方は高齢だったこともあり、オペなしで治療していくことになりました。

さて自分でできるチェックとしては、深呼吸で痛みが出るかどうか、これが一番簡単かと思います。胸郭は絶えず動いています。これは人間が呼吸をし手酸素を取り込むためで、広がったり、縮んだりを繰り返しながら常に肋骨は動いています。大きく息を吸い胸郭を広げてあげることで、骨折があると損傷部が刺激され痛みを出します。その部分がピンポイントで痛ければ整形外科などの専門の機関で診察を受けるといいでしょう。肋骨が痛いと言って来院する方で良くいらっしゃるのが帯状疱疹での痛みです。本人は骨折と思ってくるのですが、痛みの出かたも異なりますし、見た目が違うのでお薬を出して帰って頂くことが多いです。

肋骨骨折の治療としては専用の伸縮性のあるベルトを巻いて過ごしてもらいます。どうしても痛みが無くなるまでに時間はかかるためにその時間をできるだけ痛みが出ないように過ごしてもらう、というためのベルトです(ズレが大きい場合はオペの対象になるのでしょうが、私はまだそういう方にお会いしたことがありません)。
先ほど書いたように、常に胸郭は動いているためできるだけこの動きを小さくしなければなりません。
このベルトを息を吐いた状態(胸郭が小さく縮んでいる状態)で胸に巻き、大きく胸郭が膨らむのを防ぐことで痛みを減少させます。実際につけると全く痛くないというわけにはいきませんが、だいぶ症状が楽になるという方がほとんどです。
昔はサラシを巻いていましたが、ベルトのほうがマジックテープで巻く力も調節も簡単なため、ほとんどこちらに置き換わっています。寝るとき以外はベルトをつけて過ごしてもらいます。大体4週間くらいで痛みが無くなる人が多いです。
その間は損傷した場所に電気を当てたり超音波を当てると症状が改善するので、可能な方にはリハビリを受けて頂いていました。痛みが落ち着いてきたらストレッチ等で固くなった筋肉を少しづつほぐしていきます。胸郭の動きを制限されるため首や腰に別の痛みが出る方もいます。

あまり重篤な後遺症が残るようなケガではありませんが、まれに肋間神経を傷つけたりするとピリピリ感が残ったりする人もいるようです。
このケガもやはり早期治療をしたほうが良いですので、もしお悩みでしたら一度ご相談くださいね。
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お体の不調でお悩みの方は、是非ご相談ください。

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