しつこいばね指の話 - 東京都文京区の東大前接骨院のブログ|東大前接骨院

東大前接骨院
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2016年12月27日 [治療の話]

しつこいばね指の話

お世話になっております。東大前接骨院です。
ばね指って聞いたことありますか?
手のひらをグーパーする時に、特定の指だけ関節に引っかかったような感覚があったり、他方の手を使って曲げ伸ばさないと動かないような状態です。
最初は動きの硬さだけですが、そのうち痛みが強まっていき、ひどい方は力を入れるだけで痛みが出るような状態になります。
手のひらの指の付け根にポコッとしたふくらみがあったりしますね。

これは指の腱が肥厚、厚くなっている状態です。
指を動かすには、指の骨と筋肉をつなぐ腱が関係しています。腱は固く頑丈な組織です。さて、この腱は腱鞘(けんしょう)と言われるトンネルのような部分を通り抜けて指を曲げ伸ばしするのですが、使い過ぎなどで腱と腱鞘との間に摩擦が起きて腱が分厚くなってしまうと、動きに硬さや痛みが出てしまいます。
使い過ぎで発症する方が多いのですが、特別手を使わない人でも多く見られ、同じ仕事でもなる方、ならない方がいますので個人的な体質なども関係あるのかもしれません(潤滑液が少ない人など)。妊婦さんにも多く、女性ホルモンとの関係もあるかと教科書には載っていますね。

さて手を使わずに日常生活をするのは難しいため、なかなか治りにくい疾患の一つと感じています。腕のマッサージやストレッチで様子を見たり、サポーターで固定するのも有効です。ほとんどはこれだけでもかなり良くなりますが、何度も繰り返す人や重症化してしまうと手術を勧められることもあります。

自分の勤めていた病院では15分くらいのオペでしたが、手のひらを切開して腱鞘を1pくらいカットして終わりです。カクカクした動きが無くなりますし、腱鞘がオープンになることで腱との摩擦が起きないので再発がしにくい、というところがメリットかなと思ってます。ただし、傷口がくっつくまでは手を濡らしたりできないため、頻繁に手を洗わないといけないお仕事の人は難しいかもしれません。手袋などで防水できればいいのですが・・・。
勤め先のドクターはみんながオペをするわけではないのですが、オペをするドクターの曜日には、患者さんに了解を頂いたうえで我々も見学させていただきました。お昼休みの30分くらいでチャチャっととやってましたね。

個人的には再発を繰り返し、1年2年としつこい痛みに困っているのであれば手術をお勧めしたいところです。手術せずに改善する方も沢山いるので、まずはそちらで様子を見てからがほとんどだと思いますけどね。

指に症状が出るものですから手先だけの問題と思われがちですが、肩や肘の硬さがある方も多く、そちらから手や指に過剰なストレスがかかり発症というケースもあり、腕だけでなくそこからつながる体幹や足も総合的に見るのが再発予防には大切かと思っております。ご自分で予防するにはつかれたと感じる前に肘を伸ばし、指を伸ばした状態で手首をゆっくりと反らせましょう。
指を曲げ伸ばす筋肉は肘の近くにありますので固くなっているところを優しくマッサージするだけでも大分楽になると思います。当院にある超音波治療器なども効果的かと思います。

しつこい痛みでお困りでしたら一度ご相談くださいね。
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お体の不調でお悩みの方は、是非ご相談ください。

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